こんにちは!川崎市中原区電気工事.comです。
IHクッキングヒーターの導入。 意外と知られていないのが、その裏側で行われる「配線電気工事」の重要性です。
電気は目に見えません。 だからこそ、「ちゃんと工事してくれたのかな?」「安全なのかな?」と不安に思うのは当たり前のことです。

私たちは、そんなお客様の目に見えない不安を、『数値』という確かな証拠で安心に変えています。
今日は、私たちが工事の最後に行う「電気の健康診断」の様子を通して、長く安全に暮らすための配線設計の秘密を紐解いてみたいと思います。
配線設計の基本 〜なぜ「専用の道」が必要なの?
新しくIHを導入する際、最も大切なのがこの「配線設計」です。 そもそも、なぜ今のコンセントをそのまま使わず、新しく線を引く必要があるのでしょうか?
その理由は、電気の「渋滞」と「熱」を防ぐためです。
一般的な家電(炊飯器やレンジなど)は、一つの道をみんなで共有して電気を使っています。しかし、パワーの強いIHがその仲間入りをすると、道は大渋滞!すぐにブレーカーが落ちてしまいます。
そこで私たちは、
- IH専用の「太い電線」を選ぶ(熱を持たせないため)
- 他の家電と混ざらない「直通ルート」を作る(渋滞させないため)
という設計を行います。 壁の中のどこに線を通せば一番安全か、最短距離で効率よく電気が届くか。この「目に見えないルート作り」こそが、長く安心してIHをお使いいただくための、プロの設計の基本なんです。
プロの現場をのぞき見!配線工事の5ステップ
設計図ができたら、いよいよ実際の施工です。 「配線工事」と一口に言っても、実はこれだけの工程を丁寧に積み重ねているんです。
- 安全確認:まずは基本。電源をしっかり遮断し、現場の安全を徹底的に確保します。
- 墨出し・ルート確認:設計図通りに配線を通すため、壁や天井に正確な印(墨出し)をつけます。
- 配線・通線:ここが腕の見せ所!天井裏や壁のわずかな隙間に、魔法のように電線を通していきます。
- 結線・器具取り付け:電線をミリ単位で剥き、端子へガッチリと固定。IH専用のコンセントを取り付けます。
- 検査:最後に「漏電はないか?」「正しく電気が流れるか?」を、専用の機械で厳しくチェックします。
この5つのステップを一つずつ確実にクリアしていくことで、ようやく「目に見える安心」へと繋がっていくのです。
すべては「電気の司令塔」の設計から始まる

まずご紹介するのは、家全体の電気の司令塔である「分電盤(ブレーカー)」です。
IHクッキングヒーターを導入する際、私たちはここから工事をスタートさせます。なぜなら、IHは一般的な家電(100V)とは異なり、非常に大きなパワー(200V)を必要とするからです。
既存の配線にただ繋ぐだけでは、料理をするたびにブレーカーが落ちたり、最悪の場合は古い電線に負荷がかかりすぎて火災の原因になったりすることも…。
私たちは、この分電盤からIHまで「専用の特急道路」を新しく作るように配線を設計します。
壁の中という「見えない場所」だからこそ、後からやり直しが効かない場所。だからこそ、その家ごとに最適なルートを考え、将来にわたって安全に電気が流れる「道」をゼロから作り上げることが、私たちの配線工事の真髄なんです。
ただ線を繋ぐだけじゃなくて、家全体の電気のバランスまで計算して配線しています。まさに『電気の設計図』を現場で組み立てているんです。
100%の性能を引き出す「200V」の開通確認


さて、壁の中に「特急道路」を作り終えたら、いよいよ仕上げの確認です。
ここで登場するのが、この測定器。画面をよく見てみると……「205」という数字が出ていますよね?
実はこれが、工事の成功を証明する「合格発表」のようなものなんです。 100Vの一般家電用ではなく、パワフルなIH専用の200Vがしっかり、そして安定してコンセントまで届いているか。私たちはこれを数値で一目瞭然にします。
「たぶん大丈夫だろう」ではなく「205V、よし完璧!」
この確認があるからこそ、お客様に「今日から安心してお料理を楽しんでくださいね」と自信を持ってお伝えできるのです。
IHは、その高い火力(パワー)が最大の魅力。その性能を100%引き出すためには、この「目に見える安心」が欠かせません。


ついでに「家全体の健康診断」も行う理由

IHの配線工事が終われば、作業はすべて完了……ではありません。 私たちは最後にもう一箇所、キッチン以外の「普通のコンセント」もチェックします。
なぜ、関係のない場所まで測るのか? それは、新しい大きな電気の道(IH専用回路)を作ったことで、家全体の電気バランスに影響が出ていないかを確認するためです。
写真の数値は「102.8V」。 一般的な家電が最も効率よく、安全に動く絶好のコンディションです!
「IHが使えるようになった」という点だけでなく、「家全体の電気が今日も健康であること」を自分たちの目で確認する。この「ついでに行う健康診断」こそが、私たちが大切にしているプロの流儀です。見えない壁の中を整えた証として、家中どこでも安心して電気を使っていただける状態をお届けします。
| 項目 | 写真 「205」という数字 | 写真(今回 数値は「102.8V」) |
| 測定電圧 | 約200V | 約100V |
| 主な用途 | 大型エアコン、IH、EV充電など | 照明、テレビ、冷蔵庫など |
| 確認事項 | 200Vが正しくきているか | 一般コンセントが生きているか |
まとめ
いかがでしたでしょうか? IH導入の裏側には、こうした地道な測定と設計の積み重ねがあります。
「古い家だけどできるかな?」「最近ブレーカーがよく落ちる気がする……」 そんな小さなお悩みも、私たちの「電気の健康診断」で解決できるかもしれません。
「わが家の分電盤はどうなっているかな?」と不安になった方は、どうぞお気軽に株式会社エヌ・アイ・シー(川崎市中原区電気工事.com)にお気軽にご相談ください。
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