こんにちは!川崎市中原区電気工事.comです。
「お風呂場が寒い!浴室暖房機って暖房だけなの…」
「浴室乾燥機の温水式と電気式の違いって…」
「浴室に暖房を後付けしたいけど、タイル壁でも大丈夫?」
「浴室乾燥機って、壁掛けと天井埋め込み式があるみたい…」
快適なお風呂場にしたいと考えた時、このような悩みや疑問はつきものです。
いざ選ぼうとすると『温水式』と『電気式』の違いや、『壁掛け』『天井埋め込み』といった種類の多さに戸惑ってしまいます。 また、実際に後付けするとなると、設置環境や配線のことなど、専門的な疑問もたくさん出てきますよね。
現在市販されている浴室用の暖房機は、暖房だけでなく「乾燥・換気・涼風」の機能がセットになった「浴室換気乾燥暖房機」が一般的です。
この記事では、浴室換気乾燥暖房機について解説しつつ、この前の電気工事の後付け機種高須産業「SDG-1200GBM」についてもご紹介します!
温水式と電気式の違い
それぞれの仕組みについて
まずは、それぞれの仕組みをシンプルに解説します。
- 温水式:
外部の熱源機(ガス給湯器の温水など)で作ったお湯を循環させて、その熱を放熱して温めるタイプ。 - 電気式:
ドライヤーのように、電気の力でヒーターを熱し、ファンで温風を送り出すタイプ。 (今回のSDG-1200GBMは、遠赤外線効果の高いグラファイトヒーターを採用した電気式です)
「温水式」浴室暖房の熱源の種類
温水式浴室暖房は、熱源機で温水を作り、その温水を循環させて浴室内の本体から温風を出す仕組みです。この「熱源機」の種類によって、以下のようなバリエーションがあります。
温水式浴室暖房の熱源別比較(2026年時点)
| 熱源の種類 | 主な熱源機 | 特徴・メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ガス式 | ガス給湯暖房用熱源機 | 暖房パワーが非常に強く、すぐ温まる。設置実績が最も多い。 | ガス基本料金や使用量に応じたコストがかかる。 |
| 石油(灯油)式 | 石油給湯機(ボイラー) | 寒冷地で主流。燃料単価が安く、非常にパワフル。 | 定期的な灯油の補充が必要。作動時に特有の臭いがすることがある。 |
| 電気式(ヒートポンプ) | エコキュート(多機能型)等 | 非常に省エネ。オール電化住宅で温水式を使いたい場合に最適。 | 機器代(本体)が高価。貯湯タンクの容量管理が必要な場合がある。 |
なぜ「ガス温水式」という呼び方が多いのか?
一般家庭において、お風呂のお湯を沸かす仕組み(給湯器)と連動させて浴室暖房を導入する場合、都市ガスやLPガスを利用するケースが圧倒的に多いため、慣用句のように「ガス温水式」と呼ばれています。
温水式(ガス式)浴室暖房の特徴
温水式(ガス式)は、電気式と比較して暖房能力が高く、素早く浴室全体を温められる点が最大のメリットです。初期費用は電気式より高くなる傾向がありますが、ランニングコスト(特に暖房・乾燥機能使用時)は地域や契約プランによっては抑えられる場合があります。
メリット
- 強力な暖房・乾燥能力: 電気ヒーターの約2.3倍のパワー(約3.3kW)
- 速い立ち上がり: 15分で浴室が約35℃まで温まる
- 低ランニングコスト: 乾燥等の使用コストは電気式より安価
デメリット
- 高い初期費用: 熱源機(給湯器)の設置が必要
- 設置工事が複雑: 給湯器から配管を通す必要がある
電気式(電気ヒーター式)浴室暖房の特徴
電熱ヒーターで温風を発生させるタイプ。
メリット
- 初期費用が安い: 本体と電気工事のみで導入可能。
- 設置が容易: 既存の換気扇と交換しやすい。
デメリット
- 暖房・乾燥能力は中程度: ガス式に比べると温まりが遅い。
- 高い電気代: ランニングコストが高くなる傾向がある。
比較まとめ
| 項目 | ガス温水式 | 電気式 |
|---|---|---|
| 暖房・乾燥能力 | パワフル・高速(★★★★★) | 中程度(★★★☆☆) |
| 初期費用 | 高い(熱源機が必要) | 安い(後付け容易) |
| ランニングコスト | 安い(ガス代) | 高い(電気代) |
| おすすめ | 寒冷地・乾燥機を毎日使う | 集合住宅・予算を抑えたい |
設置場所に適した仕組みはどっち?
温水式
温水式の設置タイプは、大きく分けて「天井埋込型」と「壁掛型」の2種類があります。それぞれの特徴と、選ぶ際のポイントを詳しく解説します。
天井埋込型(主流タイプ)
新築時や浴室全体のリフォーム時に最も多く選ばれるタイプです。
- 見た目がスッキリ: 天井の内部に機器を埋め込むため、浴室内の出っ張りが少なく、デザインを損ないません。
- 効率的な換気・暖房: 天井の中央付近に設置できるため、温風が浴室全体に行き渡りやすく、乾燥効率も高いです。
- 注意点: 天井裏に十分なスペースが必要なため、既存の浴室への後付けには向かない場合があります。また、設置には天井の開口工事が必要です。
壁掛型(後付け・リフォーム向き)
既存の浴室に後から設置したい場合や、天井にスペースがない場合に選ばれます。
- 後付けが容易: 既存の換気扇の穴や壁面を利用して取り付けるため、天井工事が不要で、比較的短時間で設置できます。
- パワフルな送風: 壁の上部から斜め下に向かって温風を吹き出すため、入浴中も温かさを感じやすいモデルが多いです。
- 注意点: 浴室内に機器が突き出すため、多少の圧迫感が出ることがあります。
選ぶ際のチェックポイント!
浴室換気乾燥暖房機を選ぶ際は、ご自宅の環境や重視する機能に合わせて適切なタイプを選ぶことが重要です。
ご自宅の「インフラ・熱源」に合わせて選ぶ
ランニングコストや暖房スピードに大きく関わる熱源は、まず確認すべきポイントです。
- オール電化なら
電気ヒートポンプ式(温水式):エコキュートと連携し、高い省エネ性を実現できます。
電気ヒーター式:初期費用を抑えたい場合の選択肢になります。 - 寒冷地・パワフルさを重視するなら
石油温水式: 燃料単価が安く、非常にパワフルな暖房が可能です(都市部・マンションでは導入不可の場合も)。 - 都市部・マンションなら
ガス温水式: 設置がスムーズな場合が多く、パワフルな暖房と乾燥が可能です。
「設置場所・既存状況」を確認する
ご自宅の浴室の現状によって、設置できるタイプが異なります。
- 天井に換気扇がある:
「天井埋込型」への交換がスムーズです - 壁に換気扇がある、または換気扇がない
「壁掛型」が有力候補になります。工事も比較的容易です。
また、電源(電圧)の確認も必須です。高性能モデルは200V電源を推奨する場合が多く、専用の電気工事が必要になることがあります。 - 「換気したい部屋数」を選ぶ(天井埋込型のみ)
天井埋込型の場合、1台の機器で何部屋の換気を賄うかを選択できます。
1室換気: 浴室のみを換気。
2室換気: 浴室 + 脱衣所 を1台で換気。
3室換気: 浴室 + 脱衣所 + トイレ を1台で換気。
注意点: 複数室換気を選んだ場合、別途ダクト(配管)工事が必要になります。 - ミストサウナ機能の有無:
温水式モデルには、自宅でミストサウナを楽しめる高機能モデルがあります。
リラックス効果や美容効果を求める方にはおすすめです。
注意点: 通常モデルより初期費用が高額になり、別途給水管の接続工事も必要です。
| 浴室のタイプ | 特徴 | おすすめの設置型 | 理由・メリット |
|---|---|---|---|
| ユニットバス (システムバス) | 壁や天井がパネルで構成されている現代的なお風呂。 | 天井埋込型 | 天井裏にスペースがあることが多く、見た目もスッキリ設置できるため。 |
| 在来工法 (タイル張りなど) | 壁や床がタイルや石で、天井がコンクリートや板などの伝統的なお風呂。 | 壁掛型 | 天井裏にスペースがない場合が多く、壁の換気口を利用する「壁掛型」の方が工事費を抑えやすいため。 |
【チェックのポイント】
ご自宅の浴室がユニットバスであれば、多くの場合「天井埋込型」の適合機種が見つかります。一方で、タイル張りなどの在来工法の浴室は、天井裏のスペースの関係から「壁掛型」を選んだ方が、大掛かりな解体工事を避けられ、結果的に工事費を安く抑えられる傾向にあります。
工事工程(SDG-1200GBMの場合)
「工事って何日もかかるの?」「大がかりな壁の破壊が必要?」と心配される方も多いですが、電気式の壁掛けタイプなら、工事は意外なほどスムーズです。一般的な流れを見ていきましょう。
① 取付位置の確認と墨出し
まずは、暖房効率が良く、かつ入浴の邪魔にならない壁面の場所を決めます。 SDG-1200GBMは壁掛け式なので、既存の換気扇との位置関係や、本体の重さに耐えられる下地があるかをプロがしっかり確認します。
② 壁へのベース板(取付金具)の固定
本体を支えるための金具を壁に取り付けます。 「タイル壁だから無理かも…」と心配される方も多いですが、専用のドリルで丁寧に穴を開ければ、タイルを割ることなくしっかり固定することが可能です。
③ 電気配線工事(ここがプロの技!)
浴室暖房機は消費電力が大きいため、通常のコンセントではなく「専用回路(単独のブレーカー)」を設けるのが基本です。
- 分電盤(ブレーカー)から浴室まで新しく電線を引きます。
- 浴室内のコンセントは、水がかからないよう防水仕様や適切な位置に設置します。
④ 本体設置と動作確認
金具に本体を引っ掛け、がっしりと固定します。 最後に電源を入れ、グラファイトヒーターがすぐに赤くなるか、涼風や乾燥機能に問題がないかを確認して完了です!
SDG-1200GBMは「コンセント差込タイプ」と「電源コード棒端子接続タイプ」がありますが、浴室内に設置する場合は防水面や安全性を考慮して直接配線(または専用防水コンセント)にすることが重要です。




まとめ
今回は「浴室換気乾燥暖房機」の温水式と電気式の違いなどについて解説をしました!
「うちにも浴室暖房機が欲しかった!」「浴室暖房が気になっていたけど、よくわからなかった?」「どこに相談すればいいの?」と迷うようなことでも、どうぞお気軽に株式会社エヌ・アイ・シー(川崎市中原区電気工事.com)にお気軽にご相談ください。
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