天井埋込換気扇:脱衣場とトイレ換気扇交換電気工事|交換機種:VD-18ZFPC13/2部屋同時換気・2部屋用(三菱電機) – 神奈川県川崎市中原区

こんにちは☆川崎市中原区電気工事.comです。

古い浴室やトイレの天井埋込タイプ換気扇、「音がうるさい・吸い込みが悪い・つけっぱなしでいいの?……」 そんなお悩みや疑問はありませんか?

この記事では、三菱電機製のダクト用換気扇(vd-18zfpc13)への交換事例をもとに、多くの方が悩まれる「2部屋同時換気(2部屋用)タイプの仕組み」「交換や工事の注意点」について解説します。

「換気扇から異音がするけれど、まだ使える?」
「浴室とトイレ、2部屋同時に換気するタイプはどう選べばいい?」
「カビ対策で24時間つけっぱなしにしたいけど、電気代や寿命は大丈夫?」

といったお悩みや疑問をお持ちの方に、特におすすめの情報です!

まずは、仕組みの解説!
2部屋同時換気(2部屋用)タイプ

今回取り付けた VD-18ZFPC13 は、「2部屋同時換気(2部屋用)」というタイプの換気扇です。 脱衣所とトイレ、それぞれの空気を1台のモーターで効率よく入れ替える仕組みについて解説します。

2部屋換気の仕組み:
脱衣所からトイレへつながるルートはどうなってるの?

このシステムでは、メインの換気扇本体を「脱衣所」に設置し、そこから天井裏を通って「トイレ」までダクトを伸ばします。

  1. 親機(脱衣所): 換気扇の本体です。ここでファンが回り、脱衣所の湿気や熱気を直接吸い込みます。
  2. 子機(トイレ): 「副吸込口(ふくきゅうこみぐち)」と呼ばれる吸込口だけがトイレの天井にあります。ここにはモーターはなく、脱衣所の本体が吸い込む力を使って、トイレの空気を引っ張ってきます。
  3. 排気: 脱衣所とトイレの両方から集まった空気は、1本のダクトにまとまって外へと排出されます。

脱衣所設置ならではのメリットを教えて!

脱衣所は、お風呂上がりの湿気が流れ込みやすく、また洗濯機などによるホコリも舞いやすい場所です。 VD-18ZFPC13「デルタシロッコファンβ」という汚れが付きにくい設計の羽根を採用しているため、脱衣所のような汚れやすい環境でも、長期間スムーズな換気を維持できるのが強みです。

交換時期の目安と判断ポイント

換気扇の交換時期目安:10年〜15年:
一般的に、メーカーが設定している「設計上の標準使用期間」は10年とされています。10年を過ぎると、モーターの劣化による発熱や発火のリスク、部品の摩耗による異音が発生しやすくなります。

こんなサインが出たら交換のタイミング

  • 異音がする
    「ゴー」「キュルキュル」「カタカタ」といった音がし始めたら、モーターの寿命やベアリングの摩耗が疑われます。
  • 吸い込みが弱い
    ティッシュペーパーを吸込口に当ててみて、張り付かない、またはすぐに落ちる場合は、ファンに汚れが固着しているか、モーターの回転数が落ちています。
  • 振動が激しい
    スイッチを入れるとガタガタと天井が震えるような音がする場合、軸がぶれていて故障寸前です。
  • 変な臭いがする
    焦げ臭いような匂いがする場合は、電気系統のトラブルの可能性があるため、すぐに使用を中止する必要があります。

VD-18ZFPC13へ交換するメリット:
VD-18ZFPC13「省エネ・低騒音」が特徴です。10年以上前の古い機種から交換すると、「驚くほど静かになった!」「電気代が安くなった!」と実感しやす機種です。

脱衣所ならではの注意点:
特に脱衣所は、タオルや衣類から出る綿ボコリを吸い込みやすい環境です。10年近く経って『掃除しても吸い込みが良くならない』と感じたら、内部モーターの劣化が進んでいる可能性が高いので、早めの交換をおすすめします。

換気扇は、24時間つけっぱなしでOK

お客様からよく「換気扇ってずっと回し続けても大丈夫?」というご質問をいただきます。 結論から言うと、「24時間つけっぱなし」がおすすめです。

なぜ「つけっぱなし」がおすすめなの?

  1. 脱衣所・トイレの清潔を保つ 脱衣所は湿気がこもりやすく、カビの発生源になりやすい場所です。また、トイレの臭い対策としても、常に空気を入れ替え続けることで、家全体の空気がクリーンに保たれます。
  2. 建物の寿命を延ばす 壁紙の剥がれや、天井裏の結露を防ぐことができます。

気になる「電気代」はどれくらい?

「電気代がもったいない…」と心配される方も多いですが、最新の VD-18ZFPC13 は非常に省エネ設計です。

  • 1ヶ月の電気代(目安): 24時間ずっと回し続けても、約200円〜300円程度です。 (※電気料金単価や運転モードによって前後しますが、このコストで家の健康が守れます)

ずっと回すと「寿命」が縮まない?

実は、換気扇のモーターは「起動時(スイッチを入れた瞬間)」に最も負荷がかかります。 こまめにON/OFFを繰り返すよりも、一定の速さで回し続ける方が、実はモーターへの負担が少なく、故障しにくいというメリットもあるんです。

交換工事の流れ

天井埋込換気扇の交換は、ただ本体を入れ替えるだけではありません。長く安全に使っていただくための、施工の裏側を少しだけご紹介します。

1. 既存機種の取り外しと開口確認

まずは古い換気扇を外します。ここで重要なのが「開口寸法(天井に空いている穴のサイズ)」です。 もし新しい機種とサイズが合わない場合は、天井を広げる加工などが必要になりますが、三菱電機の機種同士であればスムーズに収まることが多いです。

2. ダクト接続(ここが重要!)

脱衣所とトイレから伸びている「排気ダクト」と「副吸込グリル(子機)」を、新しい本体に接続します。

注意点: 接続部に隙間があると、天井裏に湿気や臭いが漏れてしまいます。アルミテープなどで気密性をしっかり確保するのがプロの技。

3. 電気配線の接続

換気扇の配線をつなぎ込みます。

注意点: 換気扇の取り付けには「電気工事士」の資格が必要です。VVFケーブルの接続不備は発火の原因にもなるため、必ず有資格者が作業を行います。

4. 風量調節と仕上げ

本体を天井に固定し、最後にトイレ側の吸い込み量を「調節板」で調整します。 最後にルーバー(表面のカバー)を取り付けて、異音がないか、しっかり吸い込んでいるかを確認して完了です!

ここが専門家のこだわり: 2部屋換気の場合、トイレ側の吸い込みが弱すぎたり、逆に脱衣所側が強すぎたりすることがあります。現場に合わせて最適なバランスに微調整することで、快適な換気環境が完成します。

既設機種:
交換機種:VD-18ZFPC13/2部屋同時換気・2部屋用(三菱電機)
対応地域(エリア):神奈川県川崎市中原区

まとめ:毎日の「空気」を新しく。快適な生活は換気扇から~

今回は、脱衣所とトイレの2部屋を1台で支える三菱電機「VD-18ZFPC13」への交換事例をご紹介しました。

「換気扇なんて、動いていればどれも同じ」と思われがちですが、最新モデルに交換することで得られるメリットは想像以上に大きいものです。

  • 静かな空間: テレビの音が聞こえやすくなるほどの静音性
  • 確かな換気力: 湿気や臭いを残さないパワフルな吸引
  • 安心の省エネ: 24時間つけっぱなしでも家計に優しい

交換を依頼する際は、「なぜその工事が必要なのか」「見積もりの内訳にどのような工事が含まれているのか」を事前にしっかりと確認し、信頼できる専門業者に依頼することが大切です。見えない部分までしっかり整備することで、脱衣場とトイレの換気扇を長く続けることができます。

換気扇の寿命は約10年。「最近音がうるさくなったかも?」「吸い込みが悪くて脱衣所がジメジメする」と感じたら、それが交換のサインです。

換気扇の交換は「プロの電気工事士」へ

ダクトの接続不備や電気配線のミスは、カビの発生や思わぬ火災トラブルの原因にもつながります。毎日使う場所だからこそ、有資格者による安心・安全な施工をおすすめします。

「うちの換気扇、そろそろかな?」「これってどこに頼めばいいんだろう?」「どこに相談すればいいの?」と迷うようなことでも、どうぞお気軽に株式会社エヌ・アイ・シー(川崎市中原区電気工事.com)にご相談ください。

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