「電球や蛍光灯を交換しても、すぐに切れてしまう……?」
「以前より暗く感じる気がする……」
「照明がチカチカ点滅する……!」
このようなお困りごと・お悩みはございませんか。もしかすると、照明器具が交換時期をむかえているのかもしれません。
今回は「共用部・屋外軒下照明器具交換電気工事」を行った際の様子を写真付きでご紹介します。照明に関するお役立ち情報・注意点も含めてもご紹介します。
照明の劣化兆候・交換検討サイン
「ランプ切れ」の頻発:
- 電球や蛍光灯を交換しても、すぐに切れてしまう。
- ランプの端がすぐに黒くなる。
これは器具自体の劣化が原因である可能性が高いです。
「明るさ」の低下:
- 以前より暗く感じる気がする。
「点灯の異常」:
- 照明がチカチカ点滅する、あるいは一瞬点いてすぐ消える。
「器具の変色・変形」:
- プラスチック製のカバーや本体が、熱や紫外線で変色したり、ひび割れたり、固くなったりしている。
- 照明のソケット部分に焦げ付きや変色が見られる。
屋外環境ならではの注意点
軒下や屋外用(防湿・防雨形)といっても、雨風や外気の影響は避けられません。定期的なメンテナンスと早めの交換も視野に入れると、お客様や居住者様の安全と安心につながります。
耐用年数より早い劣化:
直射日光や風雨にさらされるため、廊下や階段下などの共用部は、耐用年数よりも早く老朽化が進むことがある(一般的に約10年が器具交換の目安と言われることが多いです)。特に湿気が多い場所では、器具内部の電子部品の寿命が短くなることも。
安全性の問題:
劣化が進んだ器具は、配線がショートして火災の原因になったり、感電のリスクを高めたりする可能性があります。
交換のメリット
照明器具の不具合は、早め早めの対策で得られるメリットがたくさんあります。
- コスト削減: 消費電力が大幅に下がり、電気代が安くなる。
- メンテナンス軽減: ランプ交換の頻度が激減し、管理の手間がなくなる。
- 安全性向上: 新しい器具にすることで、漏電や発熱による火災リスクを低減。
作業前


共用部・屋外軒下照明 交換工事の作業工程(大まかな流れ)
| No. | 工程名 | 作業内容 | ポイント |
| 1 | 安全確保・事前準備 | 作業箇所のブレーカーを落とし、通電していないことを確認します。作業箇所以外への影響がないか、事前に周知徹底します。 | 感電防止と安全第一の徹底。高所作業がある場合は安全帯の使用を明記。 |
| 2 | 既存照明器具の取り外し | 古くなった照明器具(本体、カバーなど)を、配線(電源線)から丁寧に切り離し、取り外します。 | 配線や周辺の壁・天井を傷つけないよう慎重に作業すること。 |
| 3 | 接続部の確認・清掃 | 既存器具を取り外した後の配線接続部(電源線)や、取り付け面(軒下の天井や壁)を点検・清掃します。 | 長年の汚れや劣化のチェック。接続部分に焦げや変色がないか確認し、必要に応じて補修を行う。 |
| 4 | 新しい器具の取り付け | 新しい軒下用シーリングライトやブラケットライトの台座を、規定の位置にしっかりと固定します。 | 屋外用・防湿防雨形として、水や湿気が侵入しないよう、取り付け面のパッキンやシーリング処理を確実に行うこと。 |
| 5 | 結線(配線接続) | 新しい器具の電源線を、既存の電源線に**規定の接続部材(差込コネクタなど)**を用いて確実に結線します。 | 電気工事士の資格を持つ者が、緩みがないようしっかりと接続し、ショートや接触不良を防ぎます。 |
| 6 | 本体・カバーの設置 | 結線が完了したら、照明の本体やカバーを取り付け、しっかりと固定します。 | LED一体型の場合は、この時点で光源が取り付けられています。カバーを正しく装着することで防雨性能を確保します。 |
| 7 | 点灯確認・最終チェック | ブレーカーを戻し、交換した照明が正常に点灯するかを確認します。また、取り付けにグラつきや隙間がないか最終確認します。 | 交換後の明るさをチェックし、お客様にご確認いただく。交換前の暗さと比較してLED化のメリットを実感していただく。 |
| 8 | 片付け・お客様報告 | 既存の古い照明器具や工事で出た廃材を適切に回収し、作業場所を清掃します。お客様に作業完了を報告します。 | 産業廃棄物として適切に処理したことを報告し、お客様に安心感を提供する。 |


作業後
交換完了!明るく安全になった軒下空間↓




照明器具の交換は、安心な環境づくりの第一歩です。
軒下や屋外の照明器具は、防湿・防雨形といっても、時間とともに内部の部品や配線、防水パッキンが少しずつ劣化していきます。
安全性の維持や急な故障を防ぐためにも、LED化後の長寿命期間であっても、数年に一度、外観や配線接続部の点検を視野に入れていただくと、より安心してお使いいただけます。
LED化でメンテナンスの手間は減りますが、ゼロにはなりません。
長寿命のLED照明を導入された後も、取り付け部の緩みや、電源線に接続されている器具本体の健康状態は重要です。
長期的なコスト効率を考えた場合、器具全体の異常を早期に発見し、予期せぬ交換費用を抑えるために、定期的な簡易点検をご検討いただくこともおすすめです。
わたしたちは、安心をサポートいたします。
「少し暗くなった気がする」「また変色してきた」など、気になるサインがありましたら、いつでもお気軽に「株式会社エヌ・アイ・シー(川崎市中原区電気工事.com)」ご相談ください。プロの視点で点検させていただき、みなさまの安心をサポートいたします。
まとめ
交換を依頼する際は、
- なぜその工事が必要なのか
- 見積もりの内訳にどのような工事が含まれているのか
を事前にしっかりと確認し、信頼できる専門業者に依頼することが大切です。
見えない部分までしっかり整備することで、安全に、快適に照明器具を長く続けることができます。「これってどこに頼めばいいんだろう?」と迷うようなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。
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